忍者ブログ
2024.05│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

版画家 狩野真史

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

久しぶりの展示です。



 

二桜舎新鋭版画展

参加作家

狩野真史・川野雅・高木麻衣・牧野朝輝・三田真弘

ぎゃらりー二桜舎

242-0007

神奈川県大和市中央林間2-10-9-101

TEL/FAX.046-273-5113

PR

高尾山登山

シルバーウィーク中に妻と義母と僕の三人で高尾山に登ってきた。  






行きはロープウェイに乗り、城山まで向かうコースを歩く。
高尾山は登山とは思えないくらいに人口密度が高く賑わっているが、静かなハイキングを楽しめた。


帰りもロープウェイに乗りたかったが、下山中に道を間違えて初心者的な観点でいうと本格的な登山道と思えるコースを歩いて下山した。やれやれ、なんだか変だなとは思ったが気合で下山したのだ。行った事がある人はどこで迷うのだと不思議に思うかもしれないが、、、まあ、ちゃんと帰れたからいいのである。

登山中に気になったのは休憩所に酒を飲んでいる人が結構いた、別にいいんだけど。
山頂に着き、コンロでお湯を沸かし、チキンラーメンをすすり、ワンカップをパカッと空けたら楽しいかもしれないが、面倒くさくなって帰りたくなくなるんじゃないだろうか?
妻と義母がいたので僕は飲まなかった、あと飲んだら下山できない気がしたのもある。
あと、走っている人が結構いた。そういうスポーツなのかもしれない。
登りの時は気にならなかったが、やはり下りはスピードがでるらしく登山道を忍者のように下っていくのだ、後ろから来られると焦って道を間違えるのでやめてほしい、、、というのは嘘である。
最近はまたずーっと曇っている。かと思ったら玉に雲の切れ目から、暑い日差しがジリジリと肌を焼く。
こんなに曇りまくっているのも珍しいらしく、10月11月はずーっと秋晴れが続くんじゃないかとラジオで聞いた、本当だろうか?
今日も作業部屋の改修。大きな材料を使わず、ありものでコツコツと棚やら何やら作り続けてきたが、ようやくメドがついたかもしれない。

こんな風に固定しているのは、何かというと、、、

カルトンを短冊にしたものをボンドで張り合わせたモノ。
2枚あわせると木の板見たくなります。これがこうなりました。

すこしづつ増えてきたシルクの道具を収納できました。

2枚張り合わせたカルトン板は、ぱっと見は6ミリくらいの合板にしか見えない。強度も問題ない、反りもないし加工もしやすい。悪くないDIY材料発見かもしれないが、このためにカルトンを買う事はないだろう…。ホームセンターに行くのも面倒だし、ありもので何とかしようとしたら使ってないカルトンが目に止まっただけのことである。
ついでにあまったカルトンの端っこで、こんな物を作ってみた。


なんか、、、カルトンは侮れないかもしれない。
斜めに切った、木っ端だけは本物の木材。



道具ばかりはあり合わせでは済まないので、今後も増えていくだろう。


ニュースによると栃木や茨城がとにかく大変で、かつて住んでいた宮城県も信じられない光景が報道されている。

神奈川は台風が過ぎ去り、久しぶりにスカッと晴れ渡っている。
日差しはジリジリと熱いが、家の中にこもって作業する分にはとても過ごしやすくて良い。
雨も降ってないことだし、できあがった版画協会に出品する作品をさっき発送した。
今年は少し大きめな作品を作った。
大きいと何でこんなに大変なんだろうか、これより大きいのを作っている人は沢山いらっしゃるが一体どうやっているんだろう。

ここ数日は作業部屋の整理をしている。
やりたい事の幅が広がってきたので、すこしずつ物が増えてきた、物はあるべき場所に戻さないと散かる一方だ、引っ越して一年立つくらいなので、まだ収納も少なく使い勝手も良くない。いよいよ本格的に大改修しなければいけない時期が来た。

木工道具は元々多いけど、、塗料も少しずつ増やしていくつもりなので拡張性を考えてこうなった。

ありもので何とかしようと思って作っているからこんな風になる。

工具置き場はこうなった、強力な磁石でくっついてる。
4本のバーを平行に並べずジグザグにしてみた、これは意外と良かったかもしれない、長いものをくっつける時に都合が良い、と思っているが使いづらかったらその都度変更する

片付けても片付けても、、、次はシルクの道具を整理する棚を作らないといけない。

シルクスクリーンの製版を家で出来ないか?と悶々と考えていた、中々実行に移せないでいたが、最近ついに実行する事ができた。
さて、家で製版するにはどういった方法があるのだろう。
以前、子供向けにTシャツ作りのワークショップをやっていた時は蛍光管のパーツを買って露光機を自作してみた。
それがこれである。
懐かしい…、この箱型露光機を作るまでは、太陽光で露光していた。20分~30分くらいかかるので、限られた時間の中で作業しなければならない事と、授業のほとんどを露光時間にかかるのはとても現実的ではなかったので、自作に踏み切った。
箱とアクリル板はありものを再利用した、ケミカルランプと蛍光管パーツで¥10000しないぐらいだったと思う。
蛍光管の大きさは15w形だったと思う。A4の絵が刷れるくらい版が製版できた。
製版時間も正確には覚えていないが、かなり短くすることができた。
これを作っても良いのだが、この仕様だと場所を食ってしまう。学校のように広い作業
スペースがあれば、上のように箱型にしてもいいのだろうが、、、。

色々勉強した結果、このようになった。

写真のライティングに使う電球を使用(フラッドランプ。ビックカメラで買える)。
古い版画雑誌にもこの方法が紹介されていた。ユニークな記事で掃除機を改造し、バキュームもできる露光機の作り方が書いてあるが、本当にできるんだろうか…?
点灯している時はかなり熱い、、、というか触ったら火傷するくらい。注意。
ガラス部分に触らなければ大丈夫だが、図では念の為手袋を着用。
写真では分からないがランプの熱でアクリルが歪んでしまった。三脚で立てられるようにすればいいのだろう。
 
問題なく製版できました。
ぱっと見、ただのベタ版に見えるが、ちょっと表情があるベタ版です。
「ヤングアダルト」というグループ展をやりました。
既に終了した展覧会ですが、紹介したいと思います。

参加作家

相澤 一貴 (マンガ) 
狩野 真史 (版画)
神庭 祈永歌 (絵画)
須田 浩介 (イラスト)
渡辺 夕里子 (絵画)
会期:2014年3月12日(水) - 3月20日(木)
時間:9:00 - 17:00
   *14日(金)・16日(日) 休廊
会場:ガレリア・プント
   東京都豊島区西池袋3-31-2 創形美術学校1F
  
 



 








ガレリアプントでのグループ展「ヤングアダルト」と母校の教務補助を終えました。
それは初まりと終わりです。
「ヤングアダルト」では
作品資料として、これまで撮りためてきた写真と木版画正方形のシリーズ「mirror」を壁一杯に並べました。
木版画作品は全て以前発表したことがあるものですが、写真を展示するのは今回が初めてでした。
どのような視点から、作品ができているのか、できてきたのかを併置して、見てみるとゆう試みが「併置された風景」です。
ひとりじゃ絶対出来ない展示が出来たので満足してます、次に繋げられるよう精進します。
教務補助は二年間という短い間でしたが色々ありました、嫌なことも沢山ありましたが、良いこともありました。
分からないなりにとりあえず行動にうつす(しかない)、それは戦いでした。
様々なジレンマにずっと悩み続けました、でも二年間やってこれたのは先生達、学生、素敵なヤングアダルト達がいた事と、何より創形は僕の母校だからやり遂げる事ができたのだと思います。
お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えたいです、楽しかったです、ありがとうございました。
狩野真史


以上はfacebookで当時投稿したものです。
今後の自分の方向性を探ることと、何か新しい事をしたい(のかもしれない)
それには、俯瞰して、自分が今までやってきたことを、客観的に並べてみる
事が必要かもしれない

かなり自由な感じが許されるグループ展だったのと
メンバー全員がきれいなグループ展にしたくないとか
なんでもありにしようとか
ぐちゃぐちゃでもOK
という空気感だった(と思う)ので
それをグループ展でやりました。
 

今でも、心に残っている展覧会です
(あと、とにかく展示が大変でした)

ポートフォリオサイトをリニューアルしましたので、よろしくお願いします。
旧サイトは既に消えてますので、今後はこちらを更新していきます。
http://kano031885.wix.com/kano
ブログも2013/11の投稿から時間がたってしまいました。
今後は月4回投稿を目標にやっていきます。
 
http://kano031885.wix.com/kano

展覧会情報

第2の故郷、仙台でグループ展のお知らせ。

2013年11月1日(金)~11月6日(水)

せんだいメディアテーク 5Fギャラリー

Open10:00 Close19:00 入場無料

※土曜日/18:00 終了 最終日/16:00 終了

 

仙台美術協会会員による「0〜ZERO(ゼロ)展」

出展者(敬称略)

浅野友理子 あるがあく 伊東亜沙子 井上和則 uwabami 小山維子 小野英樹 岡沢幸 加川広重 加藤勇 狩野真史 辛文遊 辛遊里 菊地咲 栗木美穂 汲川洋平 コイズミタイチ 齋藤有紀子 さくまいずみ 佐々木ありす 佐藤麻衣 佐藤唯 庄子裕輔 鈴木泰裕 畠山信行 畠山陽色 濱千尋 右嶋新玖 岑友理子 森田梢 結城誠子 吉田ももこ 利紗 

6月に半ばに住居件アトリエを引っ越しました。
志木は慣れた街でしたが環境を変えたら、作品に対する姿勢とか変わるのかなと、志木は良い環境でしたけど…
 
引っ越し先は草加市です。志木は8年間住んだ街なので感慨深いですし、長く住んだのもあって引っ越すのも大変でした。
 
リセットする
再起動する
 
新しい環境は制作するのに不自由です。
でも、引っ越して良かったです。
楽しいです。
 
今日は、国立科学博物へ行ってきました
友人から「真剣に見たらあそこは1日かかる」と言われていたのでそのつもりで観に行ったので疲れました
 
夏休みだからか、平日なのにすごい込んでました。
あそこはネタの宝庫
空いてるときに常設展をじっくりみたい

IMG_0304.jpg
 
1 2 3 4 5 6  →Next
portfolio site
ポートフォリオサイトをリニューアルしました。2015/6/24
twitter
calendar
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Profile
HN:
KANO
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/03/18
職業:
版画家
趣味:
料理 自転車 
自己紹介:
狩野真史(かのうまさふみ)です。
絵を描いていて主に版画を作っています。
kano031885@yahoo.co.jp